2019年3月6日 11時50分
横浜市で重いやけどをした3歳の長女に治療を受けさせなかったとして母親らが逮捕された事件で、母親が「インターネットでやけどの治療法を調べて娘にラップを巻いた」などと供述していることが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、虐待を疑われないよう医療機関に連れていかなかった可能性もあるとみて調べています。

横浜市鶴見区の無職、橋本佳歩容疑者(22)と、同居している自称、運転手の田中聡容疑者(21)は、橋本容疑者の3歳の長女がやけどをしたのに治療を受けさせず自宅アパートに放置したとして、保護責任者遺棄の疑いで逮捕され、6日午前、検察庁に送られました。

警察によりますと、いずれも容疑を認め「パチンコに行っていた」と供述しているほか、このうち橋本容疑者は、長女のやけどについて「誤って熱いシャワーをかけた」と説明しているということです。

長女は、背中を中心に全治3か月の重いやけどをしていて、発見された時、上半身裸でラップが巻かれていました。

捜査関係者によりますと、橋本容疑者は「インターネットでやけどの治療法を調べて娘にラップを巻いた」などと供述しているということです。

警察は、虐待を疑われないよう、医療機関に連れていかなかった可能性もあるとみて調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190306/k10011837621000.html
具体例(Google検索で「やけど ラップ」)
ラップ療法
http://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/519-459