京都府舞鶴市は8日、市立中保育所の女性調理員2人が、牛肉を不必要に追加発注して調理した肉じゃがを自宅に持ち帰っていたと発表した。市の調査に対し、持ち帰って食べたことを認めており、市は不適切な行為だとして処分を検討している。

 市によると、調理員の1人が2月8日、もともと発注していた園児約50人分の牛肉1000グラムに加え、200グラム(756円相当)を追加で発注。2人は翌9日に昼食用に調理した肉じゃがを園児への配膳前に小袋に取り分け、それぞれ持ち帰ったという。追加発注を不審に思った職員が所長に報告して発覚した。

 食材の追加発注は別の日にも行われており、市は他に同様の持ち帰りがなかったかや理由を調べる。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190309-OYT1T50134/