2019.3.11 20:34経済産業・ビジネス
日本と韓国の経済団体による共催で例年5月に開かれてきた経済人会議が延期されたことについて、経団連の中西宏明会長は11日の会見で、「経団連として判断していないが、(足元の日韓関係からは)会議の難しさが出ることはある。賛同してもらえるなら、できるだけやっていこうというのがスタンス」と語った。

 中西氏はまた、「日韓関係は、こじれさせてはいけないと思いながら現実はこじれている」と指摘。そのうえで「国民感情は文化、理解の違いが鮮明に出てしまうが、こういう時だからこそ民間ベースの交流から逃げ出してはいけない。両国の経済界は(良好な関係を望む意味で)同じ思いを共有している」と、関係修復に期待を込めた。

 一方、日韓経済協会は11日までに、「昨今の厳しい両国関係に鑑(かんが)み、今年後半に計画することにした」とのメッセージを発表した。

https://www.sankei.com/smp/economy/news/190311/ecn1903110013-s1.html#inline-wrap
>中西 宏明(なかにし ひろあき、1946年3月14日 - )は、日本の実業家。学位は修士(スタンフォード大学・1970年)。一般社団法人日本経済団体連合会会長(第5代)、株式会社日立製作所取締役会長兼代表執行役(元代表執行役兼執行役社長兼取締役、元代表執行役兼執行役会長兼CEO兼取締役)