0001次郎丸 ★
2019/03/15(金) 21:47:01.66ID:fC34u6vf9毎日新聞 2019年3月15日 21時34分(最終更新 3月15日 21時35分)
https://mainichi.jp/articles/20190315/k00/00m/010/277000c
犯罪被害者やその家族を支援するため、都道府県で初めてとなる見舞金制度を盛り込んだ三重県の犯罪被害者等支援条例が15日、県議会で全会一致で可決、成立した。施行は4月1日。2013年に同県朝日町で中学3年の寺輪博美さん(当時15歳)が襲われて死亡した事件が条例制定のきっかけとなった。
条例は「犯罪被害者に寄り添う」ために経済的負担の軽減を大きな目的とし、犯罪によって重傷や病気となった被害者に20万円、遺族に60万円を支給するとした。2次被害防止なども盛り込んだ。
13年8月、寺輪さんは当時高校3年で18歳の男に窒息死させられた。男は懲役5年以上9年以下の不定期刑が確定し、津地裁は損害賠償命令制度に基づき約7800万円の支払いを命じたが、支払いは全くないという。
寺輪さんの父悟さん(50)は昨年、賠償金を自治体が立て替える制度の必要性を鈴木英敬知事に手紙で訴え、知事が応じる形で条例制定作業が進んだ。悟さんは15日の県議会本会議の採決を傍聴席から見守り、終了後に知事と面会して「こんなに早く条例を制定していただき、ありがたい気持ちでいっぱい」と述べた。
面会後、悟さんは「彼女(博美さん)も喜んでくれると思う。条例ができ、何をどのようにしていくべきかを考える。これからがスタート」と語った。【森田采花】