2019年3月19日 4時32分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190319/k10011852861000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

17日、栃木県佐野市のイスラム教のモスクの前の路上でインドネシア人の男性に暴行を加えてけがをさせたとして、警察は近くに住む41歳の男を18日夜、傷害の疑いで逮捕しました。警察の調べに対し、「私に覚えはありません」と容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、佐野市の無職、島田秀史容疑者(41)で、警察によりますと、おとといの正午すぎ、市内にあるイスラム教のモスクの前の路上で20歳のインドネシア人の男性に棒のようなものを数回突き刺すなどの暴行を加えて手や顔にけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。

男性の左の手のひらは棒のようなものが貫通する大けがだったということです。

警察は、現場から逃げた男の行方を捜査していましたが周辺の防犯カメラの映像などから近くに住む島田容疑者が関与していた疑いがあることがわかったということです。

警察の調べに対し「私に覚えはありません」と容疑を否認しているということです。

男性は「用事があってモスクに向かう途中に面識がない男に襲われた」と話しているということで、警察は、事件のいきさつを調べています。