0001みつを ★
2019/03/20(水) 01:47:54.14ID:fJDUUizh9裁判員制度10年 経験者が課題など話し合うフォーラム
2019年3月19日 20時34分
裁判員制度の導入からことし5月で10年になるのを前に、裁判員を務めた人たちが制度の現状や課題を話し合うフォーラムが東京地方裁判所で開かれました。
東京地方裁判所が裁判員制度の導入から10年になるのを前に開いたフォーラムには、裁判員を経験した6人の市民や弁護士などが参加し、会場には法律を学ぶ大学生などおよそ40人が招かれました。
この中で、半年前に裁判員を経験した40代の男性は「刑事裁判は自分の生活とは全く別世界のものだと感じていましたが自分たちの生活感覚や常識をもとに『何が事実か』を見極め判断できたのは貴重な体験だった」と制度に参加した意義を強調しました。
一方、別の裁判員経験者の男性は「裁判員によって事件や証拠の中身について理解度がまちまちだと感じることがあった。理解が追いついていない裁判員に対して裁判官がサポートする取り組みも必要だと思う」と課題を指摘していました。
会場を訪れた19歳の女子大学生は「経験者の話は初めて聞きましたが、裁判員がそれぞれの生活に重ね合わせて判決を出すことで、被害者にも被告にも最善の判断につながっていくのではないかと感じました」と話していました。