広島に投下された原爆で被爆し、2017年のノーベル平和賞授賞式で演説したサーロー節子さん(87)が20日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王とバチカンのサンピエトロ広場で面会した。

 面会に同席したNPO法人「アースキャラバン」(京都)によると、福岡県八女市で「平和の火」としてともされ続けている広島の原爆の残り火を移したランプを持参。「争いの火を二度と生まないように」との願いを込めて、法王に吹き消してもらうことを企画した。現地メディアによると、法王はその火を吹き消したという。(ローマ=河原田慎一)

朝日新聞社 3/21(木) 3:47
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