0001ばーど ★
2019/03/27(水) 15:25:20.86ID:ygQD7lBT9八丈島沿岸では、4年前からザトウクジラの群れが見られるようになり、地元の八丈町と東京海洋大学が共同で調査を行っています。
調査チームによりますと、今月21日、八丈島の西側の海岸からおよそ200メートル沖にいる大きさの違う2頭のザトウクジラを、調査チームのカメラがとらえました。
この2頭は、一定の距離を保って泳いでいることなどから母親と子どもとみられ、このうち、子どものクジラは体の色が黒っぽく、表面にシワがあることなどから生後1か月以上が経過したとみられるということです。
今回の調査では、沖縄や小笠原諸島の近海などで行われている繁殖活動を八丈島周辺でも確認できれば、太平洋の北限となるとして焦点の1つになっています。
これまでの調査では、オスのクジラが出す「ソング」と呼ばれる求愛の鳴き声や、複数のオスが1頭のメスを追いかける「ヒートラン」と呼ばれる行動が確認されていて、あとは近くで産まれたばかりの子どもが確認できれば、繁殖活動が行われていることを示す決定的な証拠になると期待されています。
一連の調査で親子のクジラが確認されたのはこれが初めてだということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190327/K10011862361_1903271213_1903271218_01_02.jpg
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2019年3月27日 12時18分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190327/k10011862361000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
調査チームのメンバーで、東京海洋大学の中村玄助教は「今回は生まれたばかりの個体ではないので、八丈島が繁殖海域であると断言はできないが、クジラが何のために八丈島に来遊しているのかを知る手がかりになる貴重な発見だ」と話しています。
調査チームは、今後、調査の規模を拡大してザトウクジラの生態の解明を目指すことにしています。