習志野“美爆音”で最後まで応援

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190403/1000027817.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「平成最後の甲子園」となる今回のセンバツ高校野球では、アルプススタンドから響く
千葉の習志野高校吹奏楽部の「美爆音」にも注目が集まり、3日の決勝でも
オリジナル曲などで最後まで応援しました。

千葉の習志野高校吹奏楽部は、全国大会で金賞23回を誇る実力で、3日の決勝では、
2年生と3年生の部員およそ140人がホルンや太鼓など10の楽器で演奏しました。
愛知の東邦高校にホームランで先制点を許すなど終始リードされる展開の中、
選手1人1人のテーマ曲や、「大事な時に力になる」と選手たちが語るオリジナル曲
「レッツゴー習志野」で最後まで応援しました。

迫力ある演奏は「美爆音」と呼ばれSNSでも話題となり、吹奏楽部によりますと、
10年ほど前に当時の顧問の先生が吹奏楽部が目指す“大きな音量だけでなく、柔らかく温かい音”
を表現するため、ただの爆音ではなく“美しい爆音”を響かせようと、
『美爆音』と呼んだことがきっかけになったということです。

ただ、音量の大きさゆえ2回戦では「音がうるさい」などといった意見が周辺住民から寄せられ、
その後は演奏で使う太鼓を3つから1つに減らしました。

習志野高校吹奏楽部の部長を務める3年生の酒井悠歌さんは
「甲子園でここまで試合ができたことに感謝したいです。
これから自分たちももっと力をつけて、野球部と一緒に頑張っていきたい」
と話していました。

04/03 17:04