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2019年4月2日、法制日報は、韓国から送られてきた約240トンの「ごみ」を中国側が送り返したと伝えた。

記事によると、3月30日に1隻の貨物船が広東省スワトウの港を出港し、243.7トンの粉末塗料を韓国へ送り返した。この貨物は、昨年9月にスワトウと青島の税関によるごみ密輸に関係する合同調査で差し押さえられたものだという。

昨年8月13日、関係企業がスワトウ税関に申告した「粉末塗料」はコンテナ10個分で計243.7トンに及んだ。検査の結果、この貨物は「期限切れおよび廃棄された塗料」であることが分かり、中国が輸入を禁止している固体廃棄物に該当、うその申告による密輸の疑いがあるという。「固体廃棄物輸入管理方法」および関連規定に基づき、スワトウの税関はこの廃棄物の返送を命じ、関係する企業および個人については、法に基づき責任が追及されるという。

これに対し、中国のネットユーザーは「よくぞ送り返した!」「“いいね”を送る!。でもこれは氷山の一角に過ぎない。もっと強化しないといけない」など、称賛するコメントを多く寄せた。また、「ごみを買った側をよく調べて厳罰に処すべき」「送り返したことはポイントではない。重要なのは誰が送ったのかだ。厳しい罰則を科すべきだ」との意見や、「先進国の環境保護というのは、発展途上国にごみを送ることなのか」と指摘するユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_699887/