保釈保証金再逮捕でも没取されず　ゴーン容疑者、3月10億円納付

　会社法違反（特別背任）の疑いで4日に再逮捕された日産自動車の
前会長カルロス・ゴーン容疑者（65）は3月に保釈された際、
保釈保証金10億円を納付した。現時点で保釈条件違反は認められて
いないため、再逮捕後も保証金は没収されず、一審判決後に全額が
還付される。

　保釈は、起訴後に勾留されている被告を釈放する手続き。
検察が今後、ゴーン容疑者を追起訴し、裁判所が保釈を認めた場合、
別途保証金を納める必要がある。

　東京地裁は3月5日、3回目の請求で初めてゴーン容疑者の保釈を
認めた。住居出入り口への監視カメラ設置など、弁護団が提示した
厳しい条件が決め手となった。


一般社団法人共同通信社（2019/4/4 21:03）
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