山口市で投票権ない人が投票

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190408/4060002448.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

山口県議会議員選挙の山口市選挙区で、転入したばかりで投票権を持たない20代の男性が
50代の父親の入場券で投票所を訪れた際、担当者が十分な年齢確認をせずに投票用紙を渡し、
誤って投票させていたことが分かりました。

山口市選挙管理委員会によりますと7日午後2時前、山口市の平川小学校の投票所を
20代の男性が50代の父親の入場券を持って投票に訪れました。
男性が転入届を出したのはことし2月下旬で山口市選挙区の投票権はありませんでしたが、
投票所で本人確認をする担当の職員は年齢と見た目が一致していると判断して投票用紙を交付しました。

この職員は男性が投票用紙に記入していた際に横顔が年齢と一致していないと感じましたが、
投票を済ませたあとになって本人かどうかを確認し、ミスが明らかになったということです。

投じられた票を取り除くことはできず、市の選挙管理委員会では男性が投じた投票用紙を
有効と認める対応を取ることにしています。

選挙管理委員会では本人確認が十分ではなかったとして、
今後、2人1組で年齢の確認を行うとしています。

市選挙管理委員会の真庭宗雄委員長は
「投票の公平性に疑念を招く事態を生じさせ、選挙事務の信頼性を損ない大変申し訳ありません。
事務が適正に処理され投票所の秩序が保たれているか改めて注意し、
選挙業務の適正な執行を徹底してまいります」
とコメントしています。

04/08 01:43