自宅で妻を包丁で刺して殺害したとして、警視庁深川署は殺人容疑で、東京都江東区古石場の会社員、渡辺晃容疑者(53)を逮捕した。「妻を刺して、自分も死のうと思った」などと容疑を認めている。

 逮捕容疑は3月30日午後10時ごろ、自宅マンションの一室で、妻の国子さん(53)の胸を2回、包丁で刺して殺害したとしている。

 同署によると、渡辺容疑者は国子さんを刺した後、自ら119番通報した。救急隊や署員がマンションに駆けつけた際、渡辺容疑者は包丁で自分の胸も刺しており、病院に搬送されて治療を受けていた。退院を待って逮捕した。

 渡辺容疑者は国子さんと2人暮らし。同署が動機など詳しい背景を調べている。

2019.4.11 18:24|
産経新聞
https://www.sankei.com/affairs/news/190411/afr1904110048-n1.html