全日本空輸は17日、国際線のエコノミークラスのうち一部で、前方の通路側や窓側などの座席を事前に指定する場合は有料にすると発表した。早期予約の代わりに料金が割引される「スーパーバリュー」など、下位の「予約クラス」で購入した乗客が対象だ。金額は路線によって異なり、1人1区間当たり1500〜5500円となる。

 有料化は、5月29日以降に同社のホームページで受け付ける予約分から始める。窓側・通路側以外に、非常口に隣接する足元が広い座席も対象になる。

 航空各社は、同じエコノミークラスでも、運賃によって予約クラスを細分化している。これまでは運賃が安く、早期に発売される下位の予約クラスの乗客が人気の座席を指定してしまい、直前に高い運賃で予約した乗客との間で不公平感があったという。国内線は有料化しない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00050234-yom-bus_all
4/17(水) 19:25配信 読売新聞