夜の政治
2019年4月18日 19時7分
共同通信

 日本政府内で今月中旬の米韓首脳会談の結果を巡り、トランプ米大統領が北朝鮮に融和的な韓国の文在寅大統領を「冷遇」(政府高官)した、とみて歓迎する声が漏れている。会談時に両トップが通訳だけを交えて「一対一」で話した時間はわずか2分間だったと伝えられたことへの反応。日韓関係が悪化する中、北朝鮮をにらんだ日米韓3カ国連携のほころびを印象付けた形だ。

 外務省幹部は18日までに、制裁の例外措置として韓国が望んだ北朝鮮との経済協力事業再開に関し「そういう時期ではないという現実を文氏は米韓会談で知ったはずだ」と強調した。

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