4/20(土) 12:57配信
朝日新聞デジタル


 大阪・ミナミの店舗内で3月11日未明、従業員と男性客が撃たれた事件で、府警は20日、強盗殺人未遂と銃刀法違反容疑で指名手配していた住居、職業不詳の井川真一容疑者(34)を滋賀県高島市内で逮捕し、発表した。「今は黙秘権を行使させてもらいたい」と話しているという。

 府警の捜査員が20日朝、高島市の民家にいた井川容疑者を見つけ、逮捕した。府警によると、井川容疑者は3月11日午前0時40分ごろ、大阪市中央区宗右衛門(そうえもん)町の店舗「バーファイブ」で、金品を奪う目的で従業員の男性(42)と男性客(32)に発砲した疑いがある。2人はいずれも意識不明となったが、男性客はその後回復した。

 同店はインターネットカジノ店とみられ、井川容疑者は常連客だったという。井川容疑者は入店直後に応対した従業員に発砲。その後もみ合いになった男性客にも発砲し、タクシーで逃走したとみられている。

 府警は当初、井川容疑者が従業員らを襲う目的で来店したとみて殺人未遂容疑などで指名手配。しかしその後、防犯カメラ映像に映った井川容疑者の言動などから、強盗殺人未遂容疑に切り替えていた。

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