※週末の政治

敗戦が濃厚になり支援者らに頭を下げる樽床伸二氏=21日夜、寝屋川市(寺口純平撮影)
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 衆院大阪12区補選で日本維新の会の新人候補に敗れた元総務相の樽床伸二氏は21日夜、寝屋川市内の事務所で支持者らを前に「全ては私の力不足で、残念な結果となり大変申し訳ない」と頭を下げた。

 樽床氏は小選挙区制になった平成8年以降、12区で自民党の故・北川知克元環境副大臣ら「北川家」と争ってきた。双方4勝ずつ分け合ってきたが、近年は知克氏が連続3勝。29年の衆院選は旧希望の党の比例単独候補として出馬し、当選した。

 「選挙区で勝たないと次はない」と覚悟を決め、衆院議員を辞職して無所属で挑んだ今回の補選。「非自民・非共産・非維新」の受け皿として無党派層の取り込みを狙い、自転車で遊説したり、自らビラを配ったりして独自の選挙戦を展開した。だが、維新の勢いの前に支持の広がりは限定的なものに終わった。今後については「支持者と相談して決める」とだけ語った。

4/21(日) 22:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190421-00000565-san-pol