香川県まんのう町の元会計室長の男性職員が、公金を不正流用です。町の財政調整基金、約2000万円を、私的に流用していたことが明らかになりました。

町によりますと、50代の元会計室長の男性職員は、昨年4月から今年3月までの間に、町の財政調整基金の定期預金を勝手に解約して、私的に流用していたということです。元会計室長は、業務外の不祥事で、今年3月末で依願退職していて、後任者が手続きのために金融機関を訪れたことで、事態が発覚しました。町の調べに対し元会計室長は、借金返済のため、約2000万円を不正流用したと話しているということですが、正確な被害額は調査中です。町では、業務上横領罪として告訴する方針で、元会計室長に返済も求めています。これまで町では通帳や証書、印鑑を一括管理していましたが、今後は別管理にして再発防止を図るとしています。(22日19:10)

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