2019年4月23日 15時57分
新潟を拠点に活動するアイドルグループNGT48について、新潟県は、ことし秋の「国民文化祭」のスペシャルサポーターとしての契約の更新を保留していますが、今週中に今後の対応を決めることにしています。

NGT48をめぐっては、メンバーの山口真帆さんの自宅にファンが押しかけたことへの運営会社「AKS」の対応に批判が出ていて、21日には山口さんが公演で「ここにはアイドルができる場所がなくなってしまった」と述べて来月で卒業する考えを明らかにしました。

新潟県は先月末、NGT48について、ことし秋の「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」のスペシャルサポーターとしての契約の更新を保留すると発表し、事態の推移を見極めてきました。

しかし、大型連休明けにはポスターの制作など文化祭の準備を本格化する必要があることから、今週中に今後の対応を決めることにしています。

県幹部の中には、AKSの不手際が際立っていて問題が収束せず、更新できないという見方が広がる一方、AKSの対応とは別にNGT48は新潟にとって貴重な存在だという意見もあり花角知事が近く、判断することにしています。

NGT48をめぐっては、テレビコマーシャルへの出演契約の更新を見合わせる企業が相次いでいます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190423/k10011893421000.html
卒業する人達
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残留する人達
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