2019/4/23 19:28
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環境省は23日、新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物トキのつがいから、今年初めてひなが生まれたと明らかにした。
野生下でひなの誕生が確認されるのは2012年から8年連続。
環境省によると、つがいは9歳雄と8歳雌で、いずれも人工的に飼育された後に放鳥されたトキ。
調査員が同日午前7時半ごろ、雄が巣にいるひな1羽に餌を与えているのを見つけた。
佐渡市内で巣作りが確認されているトキのつがいは他に45組いるという。
佐渡市で野生下で生息しているトキは、推定で約340羽に上る。

巣でひなに餌を与える雄のトキ
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