静岡市の静岡南警察署の車庫で窃盗事件に関係があるとして保管していた乗用車の窓が割られ車内にあったボストンバッグなどが盗まれたことが分かりました。
警察は窃盗などの疑いで捜査するとともに証拠品の管理方法に問題が無かったか調べています。

警察によりますと27日午前9時前静岡市駿河区の静岡南警察署の車庫に保管してあった乗用車の運転席側の窓ガラスが割られ車内にあったボストンバッグ3個とこの車のナンバープレートが無くなっているのを巡回していた署員が見つけました。
この車は、26日午後、警察が別の自動車の窃盗事件を捜査中に不審な人物が置き去りにしていったため押収したもので、26日午後10時前まで指紋の採取などの鑑識活動をして車内を調べていたということです。
車内から盗まれたボストンバッグは、不審な人物のものと見られますが、中に入っていたものについて警察は捜査に関わるとして明らかにしていません。
警察によりますと夜間は当直の署員が敷地内を定期的に巡回していますが、最後に確認した27日午前0時ごろは車庫に異常はなかったということです。
警察は窃盗などの疑いで捜査するとともに証拠品の管理方法に問題が無かったか調べています。
静岡南警察署の西川功副署長は「このような事態を起こしてしまい、大変申し訳ありません。再発防止に努めます」とコメントしています。

04月27日 20時33分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190427/3030002697.html