https://www.bbc.com/japanese/48061765

IS掃討作戦で民間人1600人超死亡、米主導の有志連合の攻撃で=国際人権団体
2019年04月26日

米国主導の有志連合による、シリア北部ラッカでの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦の空爆と砲撃により、2017年に民間人1600人以上が死亡していたことが明らかになった。人権団体が25日、調査結果を公表した。

国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」と空爆による民間人犠牲者を監視する団体「エアウォーズ」は、有志連合の攻撃を受けた200カ所を調査し、犠牲者1000人の身元を確認したという。

両団体は、対IS国際有志連合に対し、「2年近くにわたり」このような民間人の死を「否定することは終わりにするよう」求めた。
有志連合側は、掃討作戦での民間人の犠牲者数は180人だったと主張している。
有志連合の指揮官は、民間人の犠牲者を出さないため、すべての実行可能な予防措置を講じ、攻撃の指令は武力紛争法を順守していると説明している。
(リンク先に続きあり)

ラッカ奪還作戦では、有志連合は1日あたり約150回の空爆を行なった
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/174A6/production/_106589359_mediaitem106589146.jpg