令和初日の1日、政府は首相官邸で臨時閣議を開き、
新天皇陛下の即位に伴う二つの儀式を国事行為とすることなどを決定した。

安倍晋三首相は閣議後の閣僚懇談会で
「天皇陛下の即位を心よりことほぐとともに、
政府として輝かしい令和の時代を創り上げていく決意だ」と述べた。

臨時閣議は午前8時47分から約10分間行われた。
この日は政府が実施する「クールビズ」初日だったが、軽装の閣僚はおらず、
閣議前の写真撮影で言葉を交わす閣僚もいないなど緊張感がみなぎった。

皇居での即位後朝見の儀では、えんび服姿の首相が国民代表の辞を述べ、
「激動する国際情勢の中で、平和で希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、
人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていく」と語った。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050100351&;g=pol