https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190502-00000090-spnannex-soci

上皇ご夫妻の生活費など待遇は退位後も維持される。

日常経費となる内廷費は、ご夫妻と天皇ご一家合わせて3億2400万円と皇室経済法で定められている。
皇嗣秋篠宮さまは公務が大幅に増えることから、退位特例法に基づいて、皇族費が3倍に増額。
これまでの年3050万円から9150万円になる。皇嗣秋篠宮妃紀子さま、眞子さま、佳子さま、悠仁さまへの
支給額も含め、秋篠宮ご一家には計1億2810万円が支給されることになる。

身の回りを支える職員の人数も変わる。上皇ご夫妻を支えるのは新設された「上皇職」65人前後。
天皇陛下の秘書的な役回りをする「侍従職」は代替わり前の80人から75人に。陛下の健康面から
侍医や看護師などの医療体制を縮小しても問題ないとの判断で5人減少した。

交通機関での移動は、ご夫妻と天皇、皇后両陛下が同じ待遇。地方訪問で新幹線などに乗られる際は
臨時専用列車として全車両を貸し切る。飛行機も専用機。一方、秋篠宮さまはこれまで通り一般客と同じ
車両や航空機を利用する。