5日、北海道の知床半島で観光客が野生のヒグマに2メートルまで接近し、写真を撮っているのを警察が見つけました。警察が注意を呼び掛けています。

 5日午後4時ごろ、北海道知床半島の斜里町・岩宇別(いわうべつ)で、町道をパトロールしていた警察官が、道路脇に体長約70センチの野生のヒグマがいるのを見つけました。

 クマを見ようと、周りには数台の車が止まっていて、3〜4人の観光客は車から出ていました。

 中には2メートルほどまで接近し、写真を撮っていた人もいたということです。

 警察は観光客に注意しクマから離れさせると、その後クマは山のほうへ立ち去ったということです。

 警察ではクマが急に襲ってくることや、近くに親グマがいる可能性もあるとして、注意を呼び掛けています。

 知床半島は野生のヒグマが多く出没し観光シーズンは近くで写真を撮る観光客の姿もみられ、問題になっています。

5/6(月) 11:14
北海道ニュースUHB
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