※夜の政治

「日本の未来を考える勉強会」が開いた、「MMT(現代金融理論)」の勉強会。12人ほどの国会議員が集まった
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MMT(現代金融理論)の勉強会で講演する中野剛志氏(中央)。手前は勉強会を企画した安藤裕・衆院議員
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 財政の破綻(はたん)など起きっこないから、政府はもっと借金してもっとお金を使え――米国で注目を集める「MMT」(Modern Monetary Theory=現代金融理論)と呼ばれる経済理論が、日本の政治家の間にも広まり始めている。政府が膨大な借金を抱えても問題はない、と説くこの理論は米国で主流派経済学者から「異端」視され、論争を巻き起こしている。これまで消費増税を2度延期し、財政再建目標の達成時期も先送りしてきた日本では、一見心地よく聞こえそうなMMTはどう受け止められていくのだろうか。

 4月22日午後、東京・永田町の衆院議員会館の会議室に、10人あまりの国会議員が集まった。自民党の若手議員らが日本の財政問題などを考えるために立ち上げた「日本の未来を考える勉強会」の会合。テーマは「MMT」だ。

 この会でMMTが取り上げられるのは、一昨年以降、これで3回目という。最近、MMTの提唱者のニューヨーク州立大教授、ステファニー・ケルトン氏のインタビューが報じられるなど、日本のメディアでもMMTが取り上げられ始め、勉強会の参加者の一人は「世界が、我々に追いついてきたね」と誇らしげだ。

■借金5千兆円でも大丈夫

 この日、「よくわかるMMT解説」と題して講演したのは、評論家の中野剛志氏。現役の経産官僚でありながら、環太平洋経済連携協定(TPP)に反対する論客として知られる。(続きはソース)

朝日新聞デジタル:2019年5月7日07時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM4T6F03M4TULFA04G.html
記事全文:
http://mopanews.wp-x.jp/?p=9434

関連動画:「日本の未来を考える勉強会」ーよくわかるMMT(現代貨幣理論)解説ー平成31年4月22日 講師:評論家 中野 剛志氏
https://www.youtube.com/watch?v=LJWGAp144ak