【台北時事】台湾行政院(内閣)が提出した同性婚を法制化する関連法が、17日の立法院(国会)本会議で、賛成多数で可決、成立した。

 同性婚が法制化されるのは、アジアで初。男女間の結婚について定めた民法の規定に準じ、同性カップルにも異性カップルと同等の権利を保障する。施行は24日。

 法制化により、18歳以上の同性カップルは配偶者として結婚の登録ができ、片方が死亡した場合の財産相続や、税金の控除が認められるほか、扶養義務なども定めた。ただ異性カップルに認められている血縁関係のない子供との養子縁組を認めないなど課題も残した。 
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