34年ぶり…ダム貯水量が『0』に 愛知・東三河地方の水瓶・宇連ダム 直ちに断水等の影響は出ず
FNN 東海テレビ 2019年5月19日 日曜 午前9:26
https://www.fnn.jp/posts/5591THK

https://img.news.goo.ne.jp/picture/tokaitv/m_tokaitv-20190519-1009-84346.jpg

 愛知県東三河地方の水瓶「宇連ダム」の貯水量が34年ぶりにゼロになりました。

 ダム湖の底だった部分の地面が露出し干上がっています。水資源機構によりますと愛知県新城市の「宇連ダム」は1月以降まとまった雨が降らない状態が続き19日午前5時に貯水量がゼロになりました。1985年1月以来、34年ぶりとなります。

「宇連ダム」は愛知県東三河地方などの6市に水道水を供給する「豊川用水」の供給源ですが、別の水源ダムである「大島ダム」や「佐久間ダム」などがあるため、ただちに断水などの影響は出ないとしています。

 今後「宇連ダム」はダムに流れ込む水を貯めずにすべて下流へ流す操作が行われ、水の供給を受けている豊橋市、豊川市、田原市、新城市、蒲郡市などは、水道・農業・工業用の15%の節水への協力を呼び掛けています。


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動画

宇連ダム 貯水率がゼロに
NHK 05月19日 12時45分
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190519/0004738.html

雨が少ない状態が続く中、愛知県東部と静岡県西部の6つの市に水を供給する豊川用水の最大の水源、愛知県新城市の「宇連ダム」は、19日午前5時に貯水率がゼロになりました。
これを受け、豊川用水と異なる水系のダムからの水の供給が始まりました。
宇連ダムを管理する水資源機構によりますと、豊川用水の流域では雨の少ない状態が続いていて、宇連ダムの貯水率は、19日午前5時にゼロになりました。
宇連ダムの貯水率がゼロになったのは、昭和60年1月以来2度目です。
これを受け、豊川用水には、19日午前7時から愛知と静岡の県境にある天竜川水系の「佐久間ダム」から水の供給が始まりました。
このため、豊川用水がすぐに利用できなくなる心配はないということですが、水の供給を受ける愛知県豊橋市などの6つの市は、引き続き、水道用水、農業用水、工業用水の15パーセントの節水を継続し、水をむだに使わないよう呼びかけています。


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