蒲郡市 農業用ハウスに課税せず

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20190520/3000004767.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

愛知県蒲郡市は、温室みかんの生産農家などが所有する農業用ハウスに対する課税が適切に行われず、
数百万円から数千万円規模の税を徴収していなかったことを明らかにしました。

農業用ハウスは、市町村が課税する固定資産税の対象で、課税対象額が150万円以上であれば、納税する必要があります。
しかし、蒲郡市が調べたところ昨年度、農業用ハウスで申告していたのはわずか4件で、
実態と著しく異なっているのではないかと議会から追及を受けていました。

その後の市の調査で、課税する必要がある農業用ハウスは数百件にも及び、
徴収していなかった固定資産税は数百万円から数千万円にも達する可能性があるということです。
このため、蒲郡市では、航空写真をもとに農業用ハウスの実態調査を行うとともに
ハウスを所有する生産者を対象にした説明会を6月にも開くことにしています。

市では、課税対象であることが分かれば、過去5年分にさかのぼって、課税することにしています。
蒲郡市税務課は
「農業用ハウスの固定資産税は申告に基づいて取り扱ってきたので、市側から調査のようなことはしてこなかった。
今後は、的確な把握や課税をしていきたい」と話しています。

05/20 19:42