CPU脆弱性問題への修正パッチ適用でIntel CPUでは15〜16%の性能低下が発生との調査結果 | スラド ハードウェア
https://hardware.srad.jp/story/19/05/24/0720244/
ストーリー by hylom 2019年05月25日 7時00分

2018年1月にプロセッサの脆弱性問題として「Specter」と「Meltdown」が発覚した。すでに脆弱性の対策パッチは公開されているが、これらを適用した場合にどの程度性能が低下するかをPhoronixが調査しその結果を公開した(GIGAZINE、Slashdot)。

調査対象はIntelのCore i7-6800K・Core i7-8700K・Core i9-7980XEと、AMDのRyzen 7 2700X・Threadripper 2990WX。その結果のグラフを見ると、いずれのCPUでも修正パッチの適用で性能が下がっていることが分かる。

また、その低下幅はIntel CPUの方が大きく、AMD CPUはいずれも性能低下は3%未満だったのに対し、Intel CPUはSMTをオンにした状態で15〜16%ほど、SMTをオフした場合は20%以上の性能低下が見られた。