トランプ大統領と拉致被害者家族が面会 おととし11月以来2回目(13:59)
NHK

日米首脳ワーキングランチ 拉致被害者家族と面会へ
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NHK 2019年5月27日 13時45分
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安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領は東京 港区の迎賓館で日米首脳会談に臨んでおり、現在は昼食をともにしながら意見を交わす「ワーキングランチ」を行っています。両首脳は会談のあと、北朝鮮による拉致被害者の家族と面会することにしています。

安倍総理大臣とアメリカのトランプ大統領は午前11時ごろから日米首脳会談に臨んでおり、はじめに通訳のみを交えて2人だけで会談したあと、予定よりおよそ1時間遅れて午後1時すぎから昼食をともにしながら意見を交わす「ワーキングランチ」を行っています。

会談の冒頭、安倍総理大臣が日米同盟の絆が強固であることを内外に示したいという考えを示し、トランプ大統領は日米の新たな貿易交渉について、「おそらく8月によい内容を発表できると思っている」と述べました。

また緊迫するイラン情勢に関して、「誰も恐ろしいことが起こるのを見たいとは思っていない」などと述べ、日本の仲介に期待を示しました。

両首脳はワーキングランチのあと、北朝鮮による拉致被害者の家族と面会することにしています。トランプ大統領が拉致被害者の家族と面会するのはおととし11月の日本訪問に続き2回目で、拉致被害者の家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんや横田めぐみさんの母親の早紀江さんらが出席します。

面会では飯塚さんらがトランプ大統領に対し、肉親の帰国を待ち続ける切実な思いを伝えるとともに、拉致問題の解決に向けた協力を求めるものとみられます。

面会を終えたあと両首脳はそろって記者会見を行い、一連の会談の成果を発表することにしています。