標本用人骨500人分放置の疑いで書類送検の社長 不起訴に

 東京 足立区で、標本用の大量の人の骨を放置したとして書類送検された会社の社長について、東京地方検察庁は不起訴にしました。

 去年11月、東京 足立区にある骨格標本を作る会社の関係先で、外国人のものとみられるおよそ500人分の人の骨が放置されているのが見つかり、先月、この会社の60歳の社長が廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されました。

 警視庁によりますと、社長は容疑を認め、NHKの取材に対して「骨は30年以上前にインドから輸入したもので、倉庫に保管していたが入りきらなくなったものを外に置いていた」などと説明していました。

 東京地方検察庁は27日付けで社長を不起訴にしました。

 検察は不起訴の理由を明らかにしていません。

NHK NEWS WEB 2019年5月27日 20時26分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190527/k10011931551000.html