(CNN) 米ハワイ州マウイ島の海岸で泳いでいた65歳の男性が、サメに襲われ死亡した。

州当局の報道担当者がCNNに語ったところによると、男性はカリフォルニア州から島を訪れていた。

25日午前8時30分ごろ、カアナパリ・ビーチの海岸から約55メートル離れたあたりでサメに遭遇した。

当局は規定に従って、現場付近の海岸数百メートルの区間にサメへの警戒を呼び掛ける表示を掲げたという。

男性の身元は公表されていない。地元のCNN系列局が入手した消防当局の調書によると、家族は男性がこの朝、泳ぎに出かけたと話している。

男性は意識不明の状態で発見され、救急隊員が岸に引き上げて心肺蘇生措置を施したという。

同報道担当者によると、マウイ島でサメによる襲撃が報告されたのは今年初めて。州内では今年2月、カウアイ島北岸のハナレイ湾で住民がサメに襲われ、海岸が一時閉鎖された。また4月にはハワイ島で、同じくカリフォルニア州出身の65歳の旅行者が襲われていた。

5/27(月) 12:27
CNN.co.jp
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