https://www.fukeiki.com/2019/06/nihon-zassi-hanbai.html

東京都板橋区舟渡に本拠を置く出版取次の「日本雑誌販売株式会社」は、
6月6日までに事後処理を弁護士に一任したことが明らかになりました。

1955年に設立の同社は、雑誌を中心にコミック・書籍・ゲーム攻略本・マルチメディア商品の
取次販売を手掛け、書店・ゲームショップ・インターネットカフェなどを取引先として事業を展開していました。

しかし、書店の廃業や出版不況、電子書籍の普及による販売の減少で業績が悪化すると、
赤字に陥るなど資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。

負債総額は約5億円の見通しです。今後は返本などの手続を行った後、法的整理を進める予定です。