夫に懲役15年 姑に懲役7年 柏市30歳妻殺害遺棄

 千葉県柏市の女性が殺害されて夫の実家から遺体で見つかった事件で、千葉地裁は夫に懲役15年、夫の母親に求刑を上回る懲役7年の判決を言い渡しました。

 弥谷鷹仁被告(37)は去年、柏市内で妻の麻衣子さん(当時30)を殺害して実家に埋めた罪に問われています。
 母親の恵美被告(64)は殺人を手助けしたなどの罪に問われています。
 12日の判決で千葉地裁は、鷹仁被告に対して「妻が行方不明となる計画を綿密に練り上げた」として懲役15年を言い渡しました。
 母親の恵美被告に対しては「殺害を積極的に手助けしていて、酌量の余地はない。最大限の非難に値する」と指摘して求刑を上回る懲役7年を言い渡しました。
 裁判長は最後に恵美被告に対して「息子の犯罪を止める機会と能力が唯一あったにもかかわらず、背中を押すような行為をした」「これからは罪を償うことに人生をかけて下さい」と述べました。

テレ朝news 2019年6月12日 14時54分
https://news.livedoor.com/article/detail/16607138/