チューハイ人気で製造ライン新設

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20190612/3000005156.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

比較的、価格が安く、さまざまな味を楽しめるチューハイの販売が好調なことを受け、
「キリンビール」は、これまでビール系飲料のみを製造していた愛知県清須市の工場に、
新たに缶チューハイの製造ラインを設けました。

缶チューハイの製造ラインが新設されたのは、清須市にある「キリンビール名古屋工場」で、
12日は工場長や清須市の副市長らが出席し、記念の式典が開かれました。
この工場ではこれまでビールや発泡酒などのビール系飲料のみを製造してきましたが、
瓶ビールの製造ラインがほとんど稼働していなかったことから、
代わりに約50億円かけて缶チューハイのラインを新設しました。
新しい設備は、年間約10万キロリットルを製造でき、味やアルコール度数が異なる
4種類のチューハイを作るということです。

ビール系飲料の出荷量は去年、14年連続で過去最低を更新するなど低迷が続く一方、
比較的、価格が安く、さまざまな味が楽しめるチューハイ市場は、
去年まで11年連続で伸び、今後も成長が見込まれています。

キリンビールでは、茨城県や岡山県の工場などで缶チューハイを作っていますが、
今回のラインの新設で全体の生産量は、25%増えるということです。

キリンビール名古屋工場の中村貴昭工場長は
「来年には24時間通して製造できる体制を整え、中部の拠点として活躍するラインにしていきたい」
と話しています。

06/12 19:27