大阪市住吉区の市営住宅で同居する74歳の母親を適切に保護せず、自宅で死亡させたとして、住吉署は13日、保護責任者遺棄致死の疑いで、同区南住吉、トラック運転手、豊島一容疑者(42)を逮捕した。

 署によると、豊島容疑者は母久代さんと2人暮らし。5月9日ごろから約1カ月間帰宅せず、インターネットカフェなどを転々としていたとみられる。

 逮捕容疑は5月、自宅で久代さんが衰弱していると知りながら、食事や治療を受けさせず、熱中症で死亡させた疑い。

 市営住宅の男性管理人が5月31日、「異臭がする」と110番。署員が布団にあおむけで倒れていた久代さんを見つけた。目立った外傷は確認されていない。

2019.6.13 20:04 産経
https://www.sankei.com/affairs/news/190613/afr1906130063-n1.html