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ロシア、7.50%に利下げ
成長懸念、1年3カ月ぶり
2019/6/14 21:29 (JST)
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 【モスクワ共同】ロシア中央銀行は14日、理事会を開き主要政策金利を0.25%引き下げ7.50%とすることを決定した。17日から実施する。

 中銀の声明によると、インフレ圧力は依然高いが、今年1〜3月期の経済成長が予想より低かったことを考慮し昨年3月以来、1年3カ月ぶりに利下げに転じた。

 米中貿易摩擦のあおりで新興国経済も減速傾向にあり、オーストラリアやインドに続き、ロシアも景気をてこ入れする姿勢を鮮明にした。

 中銀は今後の理事会での追加利下げもあり得るとし「20年半ばまでに中立的な金融政策に移行する可能性」を示唆した。