埼玉県東松山市のアパートで介護士渡辺真澄さん(38)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された元同僚の佐々木靖幸容疑者(41)が
「いろいろ尽くしてきたが、裏切られた気持ちがあり殺すことを決意した」と供述していることが16日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警東松山署捜査本部は、携帯電話でのやりとりなどを解析し、詳しい動機の解明を急ぐ。

 捜査関係者によると、佐々木容疑者は渡辺さんの以前の勤務先である介護施設に派遣され、約2カ月間一緒に働いた。渡辺さんが職場を移った後も、
事件直前まで携帯メールで連絡を取り合っていたという。同容疑者は「恨みがあった」とも話しており、捜査本部は2人に何らかのトラブルが
あったとみて、メールの内容などを調べている。 

時事通信
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