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2019/06/22(土) 12:10:50.48ID:EkfTNJsm9Web東奥
弘前大学教育学部の蒔田純専任講師(政治学)が選挙をテーマに制作した小学生向けのアニメ動画「ポリポリ村のみんしゅしゅぎ」を上映する出前授業が21日、青森県弘前市の弘前大学付属小学校で行われた。「ポリポリ村−」を活用した出前授業は同校が初めて。児童が実際に投票を体験する場面もあり、楽しみながら選挙の仕組みや一票の大切さを学んだ。
「ポリポリ村−」は、投票率向上に向けた主権者教育の取り組みで制作した。橋を造って花畑に行きやすくするため、今年だけ祭りを中止するか、橋を造らずに祭りを継続させるか、村長選を通じて決めるストーリー。児童は2人の候補者の演説を聞いて投票。開票結果によってその後のストーリーが変わる。
この日は、3、4年生16人の社会の授業で実施。児童らは前半約5分、後半約7分の動画を見て、その合間に投票を行った。投票前には、蒔田専任講師が選挙について説明したり、児童が「橋を造った方が便利になる」「祭りを中止すると先祖に申し訳ない」などと意見を述べたりした。投票の際、児童たちは戸惑うことなく、候補者を選び、投票箱に用紙を入れた。
3年生の山崎慎太郎君は「選挙に重要性を感じていなかったが、行政の大事なことを決めるものだと分かった。投票できてうれしかった」とにっこり。4年生の中畑早紀さんは「初めての投票でワクワクした。授業を通じ、選挙に興味を持った。将来は積極的に投票に行きたい」と話した。
蒔田専任講師は「(今月行われた)知事選のことを知っていた子が多かった。動画を見て、子どもがよく考えて意見を語ってくれていた」と手応えを語った。 21日現在、同校のほか、弘前、黒石市内の5小学校での出前授業が決まっている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190621-00000008-webtoo-l02