JR九州は22日、北九州市の鹿児島線と日豊線の一部区間で5月30日、特急列車などが運休した停電は、電力設備に入り込んだナメクジが感電し、ショートしたのが原因だったと明らかにした。ナメクジが原因の停電は珍しいという。

同社の調査で、北九州市内の小倉―門司間の線路脇にある箱状の電力設備の中からナメクジの死骸が見つかった。他に停電の原因は確認できなかった。

この停電で1時間超にわたって運転を見合わせ、特急「ソニック」(博多―大分)など上下26本の列車が運休し、計約1万2千人に影響が出た。

共同通信
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