「震える少女」は私 米軍撮影の沖縄戦記録映像 81歳の女性が名乗り 「初めて見る米兵怖かった」

 米兵を前に身を震わせる少女―。米軍が撮影した沖縄戦の記録映像に
収められ、沖縄戦を取り上げた映像作品でもたびたび映し出される少女について、
浦崎(旧姓・賀数)末子さん(81)=那覇市小禄=が22日までに「これは私だ」と
名乗り出た。当時、高嶺村大里(現在の糸満市大里)にいたという浦崎さんは
本紙の取材に「初めて見るアメリカーの青い目が怖かった」と証言。
終戦以来74年ぶりに米兵と遭遇した場所を訪れ、家族4人を失った過酷な
戦争体験を振り返った。

 NPO法人「沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会」で当時、編集に
かかわった元琉球大学非常勤講師の山内榮さんは「映像は沖縄戦の末期に
豊見城市以南で撮影されたものとみられる。証言の内容からも撮影された
本人である可能性は非常に高い」と指摘した。

(以下、ソース元にてご確認ください)


琉球新報(2019年6月23日 06:00)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-941311.html

米軍撮影の映像で、座り込みながらがたがたと身を震わせる少女
(沖縄県公文書館提供)
https://030b46df30379e0bf930783bea7c8649.cdnext.stream.ne.jp/archives/002/201906/8bd977ab2b317b38c746c827da1c4010.jpg