尼崎市の人材派遣会社に不法残留のベトナム人らを紹介したとして、神戸市の中国人が略式起訴され、罰金40万円を命じられました。
この会社をめぐっては、逮捕後に釈放された社長が、「入国管理局の捜査に協力していた」と主張しています。

略式起訴されたのは、中国人で、神戸市兵庫区の陳永泉被告(34)です。
検察によりますと、去年、尼崎市の人材派遣会社に不法残留などのベトナム人2人を紹介したとして不法就労あっせんの罪に問われ、24日、神戸簡易裁判所から罰金40万円の略式命令を受けました。
この人材派遣会社をめぐっては、不法就労助長の疑いで被告とともに逮捕された中国籍のソニンバヤル社長(35)が、「入国管理局の捜査に協力していた」と主張していて、検察庁は、社長を釈放して任意で捜査しています。

06月24日 20時14分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190624/2020004163.html