愛知や岐阜で10代の少女5人に乱暴したなどの罪に問われている男に懲役20年を求刑です。

 無職・坂野雅哉被告(34)は2015年4月、愛知県稲沢市で当時16歳の少女を乱暴しケガをさせるなど10代の少女5人に乱暴やわいせつな行為をするなどした罪に問われています。

 これまでの裁判員裁判で、坂野被告は起訴された5件のうち1件の強制わいせつの罪について起訴内容を認める一方、残る4件については「私は犯人ではありません」などと否認しています。

 27日の裁判で検察側は「被害者から採取された体液のDNA型がいずれも被告のものと一致している」と主張した上で「犯行は悪質で常習性がある」などとして懲役20年を求刑しました。

 一方、弁護側は「DNAの採取方法に問題がある」などとして執行猶予付きの判決を求めました。

 判決は7月5日に言い渡されます。

6/27(木) 16:24
東海テレビ
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