https://www.bbc.com/japanese/48781665

欧州で猛暑 ドイツやチェコで史上最高、フランスは「命の危険」
2019年06月27日

ヨーロッパ各地が猛暑に見舞われている。ドイツやポーランド、チェコでは26日、最高気温が38度を超えるなど、6月の観測史上最高を記録した。この猛暑は今後数日間続き、さらに気温が上昇する可能性がある。

フランスやスイスなど複数の国では、27日にも、40度を超えるとみられている。

気象学者によると、北アフリカから押し寄せる熱波により、ヨーロッパ各地で気温が急上昇した。

フランス当局は、生命に危険が及ぶレベルだと国民に警告している。アニエス・ビュザン保健相は26日、政府が大げさに騒ぎ立てているとの批判を一蹴した。

同国では、2003年の熱波で1万5000人が死亡。政府は対策が不十分だったとして非難を浴びた。
フランスのほとんどの地域は、4段階ある警戒レベルのうち2番目に高い「オレンジ色」になっており、地元当局が暑さを回避する方法を伝えている。

スペインでは、一部地域で山火事の「重大なリスク」があるとして警戒を呼びかけている。
(リンク先に続きあり)

https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/116B0/production/_107544317_heatwave_640_v3-nc.png