政府へのメール内容を盗み見 新サイバー攻撃確認
2019/7/2 10:46 (JST)7/2 10:53 (JST)updated
©一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/518604034732033121

 政府機関のメールアドレスに類似したアドレスを事前に用意し、タイプミスで送られてきたメールの内容を
盗み見る、新たなサイバー攻撃が2018年度に5件あったことが2日、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)への取材で分かった。

 政府に対する同様の手口が確認されたのは初めて。
機密情報はないとしているが、盗み見られた内容が次の攻撃に悪用される恐れもあるとして
NISCは各省庁に注意を呼び掛けた。

 政府機関のアドレスは「省庁名.go.jp」で終わるが、攻撃者はドットが抜けた
「省庁名go.jp」といったアドレスを複数登録、間違いメールを待ち受けていたとみられる。