【日本文化】覆される常識、縮小する「日本美術の独自性」 中国・朝鮮にすら全く影響与えることなく、ほとんど大陸の技法を模したもの
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
https://amd.c.yimg.jp/amd/20190708-00056932-jbpressz-000-1-view.jpg
「独自」とされてきた日本美術の表現は、実は日本特有のものではなかった──? 美術史の研究が進むにつれて、日本美術に関するさまざまな常識が塗り替えられつつある。西洋や中国に目を向けて日本美術を世界の中で位置づけて鑑賞すると、一体なにが見えてくるのか? 美術史家の宮下規久朗氏(神戸大学大学院人文学研究科教授)が、日本美術、西洋美術の見方のまったく新しいフレームワークを提唱する。(後略)
■多くの美術品が現存する幸運な国、日本
日本は各時代にすばらしい美術作品を生み出し、今でもそれらは世界じゅうの人々に親しまれている。しかも、それらの多くが遺(のこ)っている幸運な国である。
隣国の中国や朝鮮半島、あるいはベトナムの場合、相次ぐ戦乱や侵略のため、古い時代のものは遺っていないことが多く、時代によってはきわめて大きな欠落がある。そうした時代の美術は、文献資料やのちの模本から想像するしかない。これに対し外国の侵略をほとんど受けたことのないわが国は、戦災や天災で多少のものが失われたとはいえ、縄文時代以降、各時代の重要な作品のほとんどは現存しており、きちんと美術の流れをたどることができる。世界を見渡すと、そのような幸運な国のほうがめずらしいのである。
明治期に近代国家が成立すると、国家の伝統や歴史を見直す作業の一環として日本美術史というものが構想され、明治33年(1900)にはパリ万国博覧会に際して日本最初の美術史と目される『稿本日本帝国美術略史』が編集された。以後、日本美術史は何度も書き換えられつつ徐々に精度を増し、部分的に更新され修正されることはあっても、そのストーリーの大枠はおおむね定着しているようにみえる。
■「日本美術の特質」への問いかけ
※省略
■縮小する「日本美術の独自性」
18世紀末から20世紀初頭にかけて流行したジャポニスムは、浮世絵を中心とした日本美術の絵画や工芸がフランスなど欧米の美術に作用し、日本美術が欧米の先進的な美術に影響を与えた稀有な現象であった。浮世絵の大胆な構図や色彩、平面性は、西洋で伝統美術の様式を打破して新たな造形を生み出そうとしていた芸術家にとってタイムリーであったため、大きな刺激を与えることになった。しかし、皮肉なことにその後の日本美術は、浮世絵のこうした造形的特徴を継承することはほとんどなかったのである。
また、これ以前、日本美術は、中国や朝鮮など近隣の国にすら影響を与えたことはまったくなかった。12世紀初めの『宣和画譜(せんながふ)』に、徽宗(きそう)皇帝(在位1100〜25年)の所蔵する日本の屏風3点について、「金碧(きんぺき)を多用」しているが、「真」に欠けると批判されている。中国や朝鮮の人々にとって、日本美術は中央様式の地方化したものとしか映らなかったのである。
明治以前の日本で、海外で活躍した美術家は知られておらず、中国・元で客死した禅僧画家黙庵(もくあん)やマカオに追放されたキリシタン画家ヤコブ丹羽(にわ)の活動がわずかに推測されるくらいである。
さらに、日本美術の独自性というのは、たまたま日本には中国や朝鮮半島よりも多くの美術作品が遺っているために、そう思われてしまう場合も多いのである。
たとえば、平安時代のやまと絵は、かつては遣唐使廃止による国風文化の産物だとされてきたが、中国美術史の研究が進んだ現在では、やまと絵とされるものの大半は失われた唐宋美術を反映したものであって、その特徴のほとんどは和様化とはいえないということが明らかになっている。截金(きりかね)を多用した繊細で工芸的な平安時代後期の美麗な仏画も、かつては日本化の極みだとされて賞賛されてきたが、じつは、ほとんどが失われた宋代の仏画の技法を模したものであるということもわかってきた。
近年ブームとなった若冲(じゃくちゅう)や蕭白(しょうはく)ら江戸中期の奇想派については、京都の成熟した町衆文化が生み出したものであっても、明(みん)代の奇想派や長崎の来舶清人(らいはくしんじん)の影響によるものも大きいということが指摘されている。
つまり、日本美術の独自性と呼べる要素は、美術史研究の進展とともにどんどん縮小していっているのである。日本美術を正しくとらえようとすれば、その独自性や美質などにこだわらず、東アジア文化圏を中心とする世界の中で位置づけて眺める必要があろう。(宮下 規久朗)
7/8(月) 6:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190708-00056932-jbpressz-life >>212
焼き物は「土」で作れるから
貧しい朝鮮にも優れた焼き物だけはあるよ
それ以外はないけど 元ネタだれが書いたかって話だわな
マゾが喜んでるだけ >>193
美しいとみなされ大切にされ家の宝とされてきたから蔵で何百年も保管されてきたし、
文字ものはあちこちで美しく書き写されて今まで1000年以上伝えられてきた
近代西洋画のようにサロンで展示するための絵ではなかったというのはあるだろうが
寺に献上されたり殿様から下賜されたりわざわざ光悦みたいなプロデューサーに作らせたり
美しく貴重で大切なものという認識はあった 影響とかいいだしたらきりがないだろ。
すべての芸術は模倣から始まるんだから。
あほかこいつw>宮下 規久朗 なんとかが起源、なんとかがルーツ言い出したら負けだよアートは。 >>1
> 幸運な国、日本
じゃねーんだよ
あのさ、こういうの止めてくんない?
日本では美術が価値あるものとして重宝されていたが
中国・朝鮮半島では闘争だらけで、この手のものは軽んじられてたってだけだろ
中国・朝鮮からは見る目が無くて捨てられたが、日本で価値を発見されて独自発展したものが
生き残って今の日本美術になってんだから 佐野みたいなアート利権みたいなのはなくなって欲しいね >>219
大衆化プラス商業化な。北斎や広重は人気作家つまりよく売れる作家だった。 今や西洋美術のほうが遥かに上なんだよw
中国美術なんかに影響与えなくてもクリムトに琳派が影響を与えたってほうが受けがいいわけよ こういう人たちは地球以外で宇宙の美術品が見つかったらどういう風に考えるんだろ。 こいつはもちろんキリスト教史だってやってるだろ
地理と気候と植物や鉱物、地層、人と物の流れ、偶然
エポックメーキングとなる奇跡のような時期があること
なのに何も学んでない
バカだ この人は、美術史家としてこんな妄言吐いて、マジこれから大丈夫なんだろうか?
トンデモ理論に近いと思うんだけど…思想が先走ってしまって、客観的基礎研究から程遠いと思うが… 中華思想だもん
最初からバカにしてちゃんと見なかっただけ
公正な目で見て評価した欧米とは一緒にしちゃいかん いるんだよ。芸術にイデオロギー持ち込んで笑われるニセモノ。 要約:日本美術が優れているなら周辺諸国に影響を与えているはずだがそれがない、ヨーロッパで影響を与えたのはタイミングが良かったのである
しかしヨーロッパには中国の美術も伝わっていたはずだがなぜ日本美術が影響を与えたのかの考察がないなあ
要約:中国の皇帝の所蔵する日本の屏風3点は真にかけると批判されている 中国や朝鮮の人々にとって日本美術は田舎の文化だったのだ
地方文化として日本の屏風が収蔵されているのかどうかが書かれていない。
朝鮮がなぜくっついてるのか説明されてない。
ただ独自性があるのであれば、むしろ中国に評価されるとは限らないのではないか? 中国に評価されようと努力するのなら、そのほうがむしろ独自性がないのでは?
要約:若冲や蕭白も町衆文化ではあるが元ネタは外国文化だ
そうかもしれんがメインストリームでないものはまあどうでもいい
東アジア文化圏を中心とする〜っていうけど、
結局中国と日本だけ見ればいいような気もするけどな、そのほかの少数民族の文化を無理に並列させなくても
中国文明という大きな文明があって、日本はその影響を受けながらも独自の価値観を見出していた、あるいは中国で失われた価値観で創作し続けていた
というのであれば特に今までの考え方と同じで、そこに入ってくる東アジアの他民族文化って朝鮮の焼き物くらいか >>228
>蔵で何百年も保管されてきたし
オマエ、何トンチンカンなことを言ってるのだ?w
美術品とは、人の目にさらされて評価されて「傑作」かどうかが決まるのだよ。 芸術の歴史はリスペクト、オマージュ、インスパイアの世界
これが芸術って押し付けは少し違う >>222
互いに影響し合っているものだよね
日本美術が唯一無二で独自だと思っている人も少ないと思うし 中国の書、工芸品、を見るにつけ、飛び抜けてすごいとも思えないが、
俺がちょっとしか知らないのか?俺は日本的バイアス掛かってんのか? クールジャパンのウソ!:売物ジャポニズムvs見えざる日本の美/純丘曜彰 教授博士
https://news.nicovideo.jp/watch/nw5615394 一度、台湾の故宮博物院に行くと、中国文化の巨大さ、日本文化の小ささが分かってしまう ロックは黒人のマネだ 終わり みたいな議論だよな
何の意味もない 中国の美術工芸品は整ってるけど面白みに欠ける
故宮博物院の収蔵品など見るとそりゃ素晴らしいがね
日本の美術は古来から二次創作オタク文化みたいなもんだからそりゃ王道から見たら邪道に見えるだろうよ シルクロードの終着駅なので日本に流れてくるものは面白い。 >>249
漢字そのものがエジプトのような象形文字であるわけよ
大変に芸術性や精神性に溢れているのね
それでそれが中国の殷王朝であるわけ 列強に植民地化された糞大陸土人は永遠に日本人に見下される運命 >>224
ソースを全部読んでいないけれど
恐らく日本独自のものが一切無いと言っているわけではないんだろうね >>201
浮世絵なんて美術というより当時は本当の庶民の大衆出版文化だよ
掛けそば1杯の値段の薄利多売商売だったんだから
いまじゃ凄い美術品として評価流通しているがな いやそれ言ったらフランスもイタリアも
「独自の個性など無い」にならんのか? 文化なんて互いに影響しあって育まれるものだからどちらか先かを論じること自体がそもそも
ナンセンスでしょ。 アマゾンを見てみたが、西洋美術史家で、比較レベルでしか日本美術史やってねえじゃん? レオナルドはフラアンジェリコのパクリとかいい出すのかという
へんな話だな 5ちゃんニュース+板では「渡来人」とかこういう「中韓の歴史的な文化優越」を主張する記事ばかり不自然にあがるようになったな
他の歴史の話題の記事なんてほとんど出てこないのに まあ日本で洗練されるよね何もかもが
さすが東の果てだわ
別の意味で文化が果つる場所
究極の洗練を施すところ 国旗も日の丸なんて似たような国旗が全くないもんな。
白地に赤なんてどこも思いつかなかったのだろうか。 >>201
安土桃山は中国朝鮮だけでなく世界中含めた舶来好みの時代というだけだぞ
その前の武士の禅文化で当時の宋の文化も入ってきたというのはあるがな >>201
>千利休の茶室って、 その作りが当時の朝鮮の民家の造りに類似点が多い
ハハハ、
またチョン(腐れ韓国人)が大嘘ついてるよなw
日本の住居は高床式。朝鮮の民家はオンドルもあるような低床式。
また、内装が日本は障子と畳敷き、朝鮮は土足。
丸で異なる。 よくわからんけど、大陸では消えて無くなってしまった技法なのに
日本では消えずに受け継がれていったんなら、それらを残すってことが日本独自文化にまで昇華させたんじゃないのかい
先人の先人の先人の先人の先人まで敬って残すのが日本ぽくていいじゃん
タコとまぐわったり、うたまろったりなんて、他の国にはないだろ >>1
韓国行って講演してこい
100年後には義士として銅像が立つぞ 日本の美術・芸術の多くは大衆文化だからな
1点物の独自性狙ってるのとは方向性が違う 寺院にしても大陸のはきらびやかだけど日本のは地味で質素だよね。 >>259
この人西洋美術史家としては大家らしいんだが、日本美術史は比較レベルでしかやってない感じ。 >>219
おまえが思ってる日本の大衆って外国でいうとブルジョワのことだぞ リスペクト強過ぎて異端なものは美術にカテゴライズされなかったのでは? この人はルーツと独自性を一緒にしてしまっているんだな
元が一緒でもそれぞれの文化圏でそれぞれ育ったわけで
そういうのを無視して元祖しか認めないタイプのお馬鹿さん >>268
オマエのような「日本下げ」に必死なチョンが混じってるよな。 浮世絵の独自性は漫画筆頭にオタク文化が濃厚に継承してるから問題無い
あんなもん美術じゃない?
浮世絵だって、当時は美術だなんて誰も思ってなかったんだよ 茶道にしてもパクリでもいいから韓国の人達にはぜひ茶道を通じて礼儀作法を学んでほしいもんだね。
お茶の原産がどこかなんてどうでもいいからさ。 オタクなら分かる
中国絵師の色使いは日本とは違う
何故か台湾香港の絵師はよう似るんよな
あれ理由分かる人いる? >>264
それは間違い。ヨーロッパ文化のルーツはイタリアだから。逆に他はすべてイタリアの模倣から。 >>269
んなもんバカウヨの食いつきがいいからに決まってるだろw
そしてそれをからかう俺みたいな連中も ネトウヨに乗っかってどうDISってるのか読んでみたら
中国、朝鮮→日本はあっても、日本→中国、朝鮮は美術史においてはないってのは間違いでもねえんじゃねえの
脊髄反射で叩くのは楽だろうが、こういうのはある程度の素養で見とかないと自分の価値を下げるだけ
研究でも裏付けされていてのそういう流れなら叩かれる程のもんでもなかったわ 日本人によくある勘違い
江戸時代に日本の人口のたった5%しかいなかった町人文化を
日本国民全部が甘受したと思ってるやつ
農民は文化の香りもしない、絹どころか木綿とか採寸された服すら
着ることを禁じてた最底辺民 ただの嫉妬
日本美術がヨーロッパ人に評価された結果、アジアの価値があがった事実 まあでも民主化をしない中国においては芸術面で色々と限界があるんだろうし、
台湾とか香港で東洋文化とは何だろうと色々と考えて行くのも面白いのかもね
中国系の方のそういう漫画を読んでみたいわ・・ >>289
ギリシャやろ?
で、ギリシャのルーツはエジプトやろ? 庶民の娯楽で大量生産大量消費だったもんが海外で大評価されるんだから面白いもんだな >>289
だよな
イタリア旅行行って画風変わった有名画家とか多数いるしなw 仏像とか絵画とか大陸のものより明らかに劣化してる
でも貴族や金持ちの日用品、贅沢品の細工とか着物のデザインはいいと思う >>12
浮世絵なんてすごいよね
近代化以降、日本は日本じゃなくなった
ヤクザに支配されて良民が奴隷化される暗黒の時代が続いている >>278
それは嘘だよ。創建当時の色が剥げただけ。 殷王朝に最近はどっぷりとハマっているのね
なんか色々と神秘的なの >>281
オマエがチョンとスグに分かるよなw
ブルジョアの意味をキチンと調べて来い。
日本では、長屋住まいの町人でも、浮世絵を楽しんでいたし、小説も読んでいた。 >>291
中国、朝鮮とはなにってとこから始めないと
日本みたいに同じ場所に同じ国がずっとある訳じゃないんだから >>244
マイセンとかのヨーロッパ白磁器は中国文化の模倣だよ。
シノワズリといって珍重されたけど東インド会社が出来た影響で中国から白磁器が手に入りづらくなって日本の柿右衛門様式が代わりに人気になった。
で、独自に研究して白磁を作れるようになってヨーロッパ式の絵付をするようになる。 英語版Wikipediaで「Japanese culture」 や「Japanese art」とそこからリンクされてる伝統文化関連の記事見てみろ。
中韓人によって徹底的に「中韓の影響」が出典付きで書かれまくってて、記事の主語がほぼ「China」や「Chinese」で一杯の記事が多くあるから。
彼らは日本文化の独自の要素の記述を削ろうと必死。 仏像、絵画などの技法に関して言えば大陸では低下し続けた。日本だけが孤軍奮闘でレベルアップした。 お決まりの起源はもう飽きた
ヨーロッパには独自性はない全部ギリシャの芸術だと言って来いよ >>6
西洋美術は地味でショボい
写実的なのが良いなら写真で良いじゃんとなる
ヨーロッパの美術館は地味な宗教画ばっかでマジで苦痛 >>279
それは違う。中国とは全く違う独自の発展を遂げたのが日本の水墨画。 西洋美術>>>>>>>>>>>>>>>>>中国美術な
昨今、影響与えなかったからどうした?って話なんだよ。
郭熙なんて知ってる奴なんてほとんどいないだろ。
北斎や広重のほうがよっぽど世界的に知られてるし。 いや塗り替えられつつあるかな?今までどおりの認識で何の問題もないだろ
日本画や書が常に大陸の古典とか技法を重視しながら発展してきたってのは美術史の常識だろ
それはそれとしてジャポニズムってのは、単なるコピーではないって部分のことであって >>257
篆書体と草書体が好きだが、草書体はひらがな交じりの日本のが美しくね? アクネスは現金のみ 認めます
世界の為に アクネス募金宜しく ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています