トゥルシー・ギャバード議員
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来年のアメリカ大統領選挙に出馬を表明している、同国下院のトゥルシー・ギャバード民主党議員が、アメリカの核合意離脱は誤りだったとし、この合意の存在はその不存在よりもよい、としました。

イルナー通信によりますと、トゥルシー・ギャバード議員はイランに対するアメリカ政府の政策を批判し、「対イラン軍事対決はアメリカにとって、イラク戦争やアフガニスタン戦争以上の大惨事となるだろう」と語っています。

また、西アジア地域へのさらなる派兵という、アメリカのトランプ大統領の決定を強く非難し、「地域へのアメリカ軍の配備は爆弾の信管を押し付けるようなものだ」と述べました。

トランプ政権は最近、西アジア地域にさらに多くの軍隊を派遣する、と表明しています。

アメリカ政府が中東に空母エイブラハム・リンカーンと爆撃機B52の一団の派遣を発表し、さらにUAEアラブ首長国連邦のフジャイラ港湾でのタンカー4隻の爆破事件へのイランの関与を表明して以来、地域でのアメリカの緊張扇動に拍車がかかっています。

イランのザリーフ外相は最近、アメリカのボルトン大統領補佐官を筆頭とするいわゆるBチームが、好戦的な政策により政治的な自殺行為に手を出すだろう」と語りました。

Bチームとは、名前または通称がBで始まる人物らの集団を意味し、これにはボルトン補佐官のほかに、シオニスト政権イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、UAEのムハンマド・ビンザイド皇太子らが含まれます。

2019年07月07日17時57分
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