0001ガーディス ★
2019/07/20(土) 13:10:26.73ID:74C9zBO+9サクランボの出荷量が全国一の山形県は新品種「山形C12号」を育成。今夏にはブランド名を「やまがた紅王」に決めた。3L、4L級の大粒で甘味が強く、果肉がしっかりしていることが特徴。2022年に先行販売、23年からの本格販売を計画し、早期のブランド化を目指す。
新品種の狙いは収穫期の分散だ。県は「佐藤錦に収穫時期が集中し、過熟になる課題があった」と説明する。「やまがた紅王」の収穫時期は6月下旬〜7月上旬。「佐藤錦」の終盤で、栽培が広がる晩生種「紅秀峰」との中間だ。県は「高品質のものを長期間、出荷して県産のブランド力を高めたい」と話す。
青森県は、13年に品種登録した「ジュノハート」の出荷を増やしている。現状の栽培面積は約10ヘクタールで、県は25年までに県内のサクランボ面積の10%に当たる27・5ヘクタールに増やす計画だ。収穫時期は「佐藤錦」と「紅秀峰」の間の7月上・中旬。大きさは3L、4L級の大玉が中心で糖度20以上。同県は「県独自品種としてブランドを確立したい」と強調する。
山梨県は早生種「高砂」より前に出荷できる極早生種として「甲斐オウ果6」を15年に品種登録した。北海道は7月中・下旬に収穫できる晩生種を育成中で3〜5年後の品種登録が目標だ。
農水省によると、サクランボの18年産の結果樹面積は4350ヘクタールで、08年産比で3%減と微減傾向だ。特徴のある品種や、「佐藤錦」と作期分散できる品種の投入で、農作業の分散化と需要拡大を目指している。
実需の注目度は高い。果実専門店の新宿高野は9日から「ジュノハート」を使ったパフェを期間限定で販売している。同社は「新品種は目新しさがある」と訴求力がある商材として評価する。都内のスーパーも「佐藤錦と販売時期が異なる品種があれば扱いたい」と意欲的だ。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/16790025/
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