2019年7月22日 12時18分
読売新聞オンライン

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、京都府宇治市にある本社周辺の防犯カメラにも、事件の前日、青葉真司容疑者(41)(殺人容疑などで逮捕状)に似た男が台車を押して歩く姿が映っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 青葉容疑者は同社側に一方的に恨みを募らせていた疑いがあり、京都府警は、本社も狙っていた可能性があるとみて調べている。

 本社は、第1スタジオから南東に約1キロ離れたJR木幡駅のすぐ西側にある。

 捜査関係者によると、事件前日の17日午後2時過ぎ、木幡駅から約250メートル南にある住宅の防犯カメラに、青葉容疑者に似た赤いTシャツを着た男が、台車を押して踏切を渡る様子が映っていた。

 府警によると、青葉容疑者は18日、スタジオ1階に、バケツに入ったガソリンをまいて火をつけて逃走。警察官に身柄を確保され、火をつけたことを認めた。ガソリンはこの日、近くのガソリンスタンドで、携行缶で購入したもので、台車で現場まで運び、バケツに移し替えていたという。

 青葉容疑者は身柄を確保された際、赤いTシャツを着ていた。

 スタジオ近くの公園では数日前から、青葉容疑者らしき赤いTシャツの男が、台車を置いてベンチに横たわる姿が目撃されていた。公園を拠点に襲撃機会をうかがっていたとみられる。

 宇治市内には同社の第2スタジオもあり、府警は周辺の防犯カメラを調べる。

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